やっぱり空間に満ち満ちた音は気持ちがいい
青葉さんの音楽はまるで生き物のように
いろんな音を奏でいろんな風景を奏で
赤い糸が会場内に雨のように雲のようにはりめぐらされ
時折、垂れ流れる血のように
また、涙のように
浮き上がりながらも
不思議な空間をつくりだしていた
客席は人が満杯にも関わらず、静まりかえっていて
みんな何をおもいながら見つめていたのだろう
シンとした会場内は人の呼吸さえも感じられず
ただただ、立ち尽くし、真っ暗闇の中、呆然と見つめ、聴きいる観客たち
嗚呼、そっか、青葉さんは音なんだなあ
白い衣装を纏い、ギターを抱きしめるように弾き、歌っていた
生、死、ロボット、火星
是非また観にいきたい